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プライベート・ライアン

プライベート・ライアン

トム・ハンクス

プライベート・ライアン

定価: ¥ 1,500

販売価格: ¥ 1,350

人気ランキング: 607位

おすすめ度:

発売日: 2006-07-07

発売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


激烈を極めたノルマンディ上陸作戦で、3人の兄を亡くしたライアン2等兵。彼を無事に故郷に送り届けるため、8人の特命隊が組まれた。軍上層部のこの命令に疑問をもちながらも、8人は過酷な戦況をくぐり抜けてライアンを探す。
「1人の新兵の救出に、8人が命を賭ける価値があるのだろうか?」この重圧なテーマに、スティーヴン・スピルバーグ監督とオスカー俳優トム・ハンクスがのり、アカデミー賞5部門を始めとする各賞を独占した。
ラストまで息がつけない迫力の戦争スペクタクルだが、特に冒頭の30分を占めるノルマンディ上陸シーンは、映画史に残る衝撃的な映像だ。あまりの恐怖に、「夢に出てきて夜中うなされた」という人も多い。ハンクスを含む8人が実に個性的に描かれているだけに、彼らの死に胸が痛む。ライアン2等兵は、マット・デイモンが演じている。(小谷幸江)


巨大なオセロゲーム
なぜ一介の二等兵を助けに行くのか分からないという意見がきかれる。こんな作戦ありえないと思われがちだが、実際には実にありそうな設定である。当時のアメリカでは国内に巻き起こる反戦思想を押しのけて開戦に踏み切っている。アメリカ人にすれば地球の裏側で起こった戦いになぜ子供たちを送り出さねばならないのか?という不満が蔓延していた。それを払拭させた事件が真珠湾攻撃であり、ドイツ潜水艦によるアメリカ客船の攻撃(後に捏造と分かる)であった。もし、4人の兄弟の死が報道でもされれば国内での反戦意識が復活し戦争継続に支障がある。(何せ国民の軍事国債で戦争経費を稼いでいたので)トムハンクスが劇中で救出作戦を「広報活動だよ」と言った理由はここにある。1人を救うこと、それで戦争継続の障害を取り除き、ヨーロッパ世界を救うことになるのだ。ドイツを倒さねば、ドイツはいずれソ連に負けてオセロのようにヨーロッパは共産圏になる。それをアメリカは恐れた。その焦りが後のマーケットガーデン作戦(映画「遠すぎた橋」)のような無理な作戦を生み出した。歴史的な背景を知ればよりリアルに観られる映画である。二等兵ライアンを一人を救ったことで「世界は変わった」という話は実に面白い。しかし、これは実話ではない。後にスピルバーグがプロデュースし、クリント・イーストウッドが監督をつとめた「父親たちの星条旗」で「あの星条旗をたてる」1枚の写真がなかったら…、日本の無条件降伏はなったという実話につながっていくのだろう。真実は小説より奇なりである。

印象深い映画。
これは私が小学5年か4年の時に,洋画が大好きな父と見た作品です。

内容はまだ小さかったので理解できませんでしたが,

最初の戦闘のシーンは本当に悲惨です。

映像はとても綺麗なので兵士の傷や表情,,何もかもリアルです。

今でも鮮明に思いだします。

特に印象に残っている場面が,塔から隠れて兵士が敵に向かって十字架を切りながら,

銃で殺していくのですが,もう兵士もガクガクになっていて…

とてもリアルです。

アメリカの映画ですが,戦場の様子がひしひしと伝わってきます。

しかし私にとっては

グロくて嫌な戦争映画ではなく

もう一度見たいと思う映画でした。



アカデミー監督賞にふさわしい
 スピルバーグはこの作品で2度目のアカデミーの監督賞を受賞したが、前回受賞の「シドラーのリスト」よりはこちらの作品での受賞がふさわしい。

 公開当時から様々なメディアで指摘されてきた黒澤明の「七人の侍」との類似点は私も同感で、兵士たちのキャラクターもミラー勘兵衛、ホーヴァス五郎兵衛、ジャクソン久蔵、アブム勝四郎とそっくりなものが多い。ただし、百姓に白い米を食べさせてもらうだけの報酬で野武士の襲撃から村を守る侍たちに比べ、軍の命令で一人の兵士を他の兄弟が死んでしまったという理由だけで救出にいく兵士たちの物語では話が弱い。もちろん、理不尽な命令だからこそ、兵士たちの死が悲劇性を帯びてくるのが作者の狙いかもしれないが、実は物語はこの映画の場合、大きな問題ではない。この作品のスピルバーグの演出は戦いを描くことのみにある。冒頭の長い戦闘シーンはまるごとカットしても物語としては十分に成立する。しかし物語に必要な戦闘シーンを挿入することではなく、冒頭とラストの大戦闘シーンを描くための繋ぎとして物語があるのであって、そのため少しエピソード過多な中盤が間延びしてしまっている。

 戦闘場面の迫力ある映像を演出した卓越した職人技に正当にアカデミー賞が送られたのであって、作品賞を受賞していないのも納得できる。多くの人が誤解していると思うが、「激突!」「ジョーズ」「レイダーズ」「ジュラシック・パーク」「宇宙戦争」そして本作がスピルバーグの監督の本質であって、「カラー・パープル」「E.T.」「シンドラーのリスト」「A.I.」は人間ドラマを無理矢理押し込むことに失敗した作品群である。人間ドラマは「ジョーズ」のように付随して出てくればよいのであって、人間ドラマ不在でもかまわない。ヒッチコック監督は人間ドラマなど描いていない。結果として人間の心理をつく場面があったり、あとから評論家がとってつけただけである。

 感動の人間ドラマと戦闘シーンを同時に味わいたければ「七人の侍」を観るか、スピルバーグとトム・ハンクスが作ったテレビ・シリーズの「バンド・オブ・ブラザーズ」を観ればよい。(このテレビドラマはよかった)

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